死刑制度。賛成?反対?
色々な国で撤廃されたり、されなかったりする死刑制度ですが、そのメリット・デメリットについて考えてみました。
まず、メリットとして良く挙げられるのは
“犯罪の抑止力になる”
なんですが、これは国によって大きくデータが異なっていて、本当に抑止力になるのか?というのは疑問に思う点です。
次に僕がメリットだと思ってる事は
“コストを抑えれる”
ですね。
終身刑か死刑かで言ったら、6ヶ月以内に執行しなければならない死刑の方が、犯罪者にかけるコストが安いと考えると想像しやすいと思います。
これへの反対意見としては
“死刑は控訴率が高いからコストがかなりかかっている”
という意見もあるんですが
これは死刑制度より重い罪が無い為、容疑者側が控訴するだけであって
死刑制度が撤廃になれば、その下の終身刑やら無期懲役の控訴率が上がるだけだとおもうんですよね。
次に死刑制度のデメリットなんですが
“免罪の可能性がある”
これが一番大きいと思います。
極一部だと言われればそうなんですが、懲役刑だと、後から免罪と分かってもなんとか取り返しはつくんですが、死刑だと後から分かったところで、もう死んじゃってるから意味がないんですよね。
しかも免罪は自分は絶対犯罪しないぞ!って人でも起こりゆる可能性があるので、かなりタチが悪いです。
てことで僕が思う死刑制度のメリットは
“コストが安い”
デメリットが
“免罪の可能性がある”
でした。
因みに僕は死刑制度には賛成です。
免罪については死刑制度撤廃ではなくて、警察の操作能力や、裁判制度などの他の部分を修正したりして、免罪を減らす方向で議論するべきなのでは?って考えてます。
まあそう簡単にはいかないでしょうが。