バイトを飛ぶことを奨める理由。
TwitterなどのSNSで、仕事やバイト先の愚痴を常々書いている人を見ると、どうしてやめないんだろう?と疑問に思う。
彼らは常々「やめたい」とツイートしているのに、行動には移さない。何故だろう?
僕は今まで三回バイトを辞めているが、どれも正規の手順で辞めたものはない。所謂バックレというやつだ。
僕はバックレという行為を正当化する気はないが、全く悪いことをしてるとも思わないし、それによって困ったことは一度もない。
何故僕がバックレという選択を取るかというと、そもそもバイトを辞めたいと思うことは、計画的ではなく、衝動的な欲求だからだ。
バイトを正規で辞めるには、一ヶ月前に申告しなければならないという糞ルールがある。つまり、辞めたいという衝動的な欲求が現れてから一ヶ月、我慢して働かなくてはならないということだ。
こんなバカげた話はない。辞めたいと思いながらやる仕事など、時間の無駄でしかないだろう。
だからといって、バイトをバックレると店に迷惑がかかるから、という批判もある。
そう考える人はそれでいい。迷惑をかけるのが悪だという考えは、集団主義における倫理においては正しいのかもしれない。
だが僕は、そんなことで時間を無駄にするのは非合理かつ、非効率の塊だと思うし、そもそもバイトは生きるための手段だという観念を持っているので、その手段に深く感情移入することは、最も大切な目的へ向かうための弊害になると考えている。
そもそもバックレが不法行為だ、という反論もあるだろう。そんな人にはチェーン店で働くことをオススメする。
店がバイトに求めるものは、多くの場合は金銭的価値でなく、労働力だ。不法行為だといって、労働者を起訴しても、何十万の損害賠償が得られるだけで、その労働力は戻ってはこない。
だから、ある程度資金のあるチェーン店で働けば、損害賠償のために起訴するなどという事は殆どないはずだ。