根拠のない方が良い場合。

議論する時、根拠も無しに自分の意見を信ずる人を見ると、めんどくさい人だなと思ってしまう。

何故かというと、いくらその意見が間違ってると指摘した所で、その人は自分の中で根拠を補完してしまってるので、その意見自体その人にとって破綻はあり得ないからだ。

 

いくら僕が丁寧に説明しても破綻しないのであれば、僕のそれまでの説明は無意味な物となってしまうので、うざったい事この上ない。

 

しかし、タイトルに書いた通り、根拠のない意見の方が良いケースもある。

例えば、自分の長所なんかは、「根拠がないけどここが長所だ」と思っていたら破綻しないので落ち込む事がないだろう。

 

恋人の好きな部分なんかに関してもそうだ。

顔が好きなら老化によって変わってしまうかもしれない。性格が好きといっても回りの影響で変わることもあるだろう。

理由がのべれない方が長続きすると思う。

 

人に限らず、趣味や目標、将来の夢なんかも

根拠を持たない物というものは破綻しづらいので、モチベーションを長く維持する為にはかなり有効だと思う。

たまには考えないのも良いのかもしれない。