3Dプリンターを用いた建築界の今後を予測。

 

ロシアのモスクワ近郊で、建築材料費1万ドルの家が3Dプリンターにより建てられたという話。

さらに最近では一日で建てられた家が3万ドルで購入可能になったというニュースも耳にします。

(建築法の厳しい日本での普及はまだ先でしょうが)

 

これによって起こる今後の建築業界等の傾向を予測してみようと思います。

あくまで個人的な予測です。

 

まず、安価で短時間に家が建てられるようになれば、建築数が大幅に増えます。

3Dプリンターによる建築数が増えると、コストは更に安くなります。(最終的には土地代抜きで十万台での購入が可能になるかも?)

また、土地を貸すという事業も沢山増えると思います。

 

そうなれば人々は、家を建てるコストが安くなった分の浮いたお金で、デザイン性を重視するようになります。

そして、建築・インテリアデザイナーや引越し屋の仕事がかなり増えると思います。

別荘を持つ人なんかも増えそうですね。

(引越し屋に関しても、軽い荷物についてはレンタルドローンを用いた引越しになるかも?)

(あと、取り壊しも早くなるわけではないので、引越し自体は増えないという事もあるかも?)

 

あと、震災等の被害後の復興もかなり早くなると思います。

そもそも耐震実験がしやすくなって、どんな地震がきても平気な家も確立されるかもしれません。

 

しかし建築者の人等は仕事が減ってしまうかもしれません。

そうなれば、普通の建築のコストが膨大になることも考えられます。(そうなれば余計3Dプリンターの需要が高まるのだけども)

 

 

なんにせよ、日本での普及には建築法などによる安全面にまだ懸念が多いので時間はかかりそうだな、というイメージです。